このプログラムは、実際に海外の中学・高校の授業に参加し、その国の同世代の子どもたちとの交流を図ります。
日本とは違う教育を体験することにより、今までの自分の価値観が変わったり、視野を広げたり、そして将来海外の高校へ進学という選択肢が自分に合っているかどうか判断をすることなどが目的です。
日本の学校に馴染めない子どもたち、苦手な子どもたちに、学校は日本だけではないことを知ってもらいたいと思っています。
英語で授業を受けるわけですから、授業の内容を理解することは簡単ではないですが、このプログラムの目的は授業を理解して勉強するためではなく、日本の教育との違いや同年代の学生との交流ですので、英語が分からなくてもいいのです。このプログラムの参加には英語力は問われません。
「こんな学校だったら良かったのに」「ここだったら通ってみたい」「こんな友達ができたらいいのに」ときっと思うことでしょう。
そのためには、英語を話せるようになりたい、という願望が芽生え、前に歩みだすきっかけとなります。
また、ニュージーランドやオーストラリアの学校であれば、クラスの中から面倒見の良い生徒さんを留学生のお世話役として1人付けてくれます。その現地の生徒さんのことを「バディ」と言います。このバディは隣に座り「今先生が言ったこと分かった?」「ランチ時間だから一緒にランチ食べよう」「日本でどんなゲームが流行っているの?」など友達として学校生活をサポートしてくれますので、一人っきりになることはありませんので安心です。
理科の実験、体育、美術、数学など日本と同じ教科でも学び方の違いに触れ、日本とは違うこんな学びのスタイルがあることを知る機会となります。
全員が同じ科目を学び、先生が黒板の前に立って、生徒に向かって授業を進めるスタイルの日本の教育。
一方、自分の好きな科目、得意な分野を選択し、生徒主導で個々に合わせて授業を進める海外の教育。
そして、目の色、肌の色、髪の毛の色が違うことに違和感がない世界だけに留学生を受け入れることにも寛大です。
夏休みなどの長期休暇の時期を除けば、毎週月曜日からの入校も可能です。(但し試験期間等の学校の都合で受入出来ない場合があります)この海外校短期体験のプログラムは、英語を学びに行くというよりも、むしろ海外の学校ってどんな感じなのかを知る機会になっています。
よって「英語を学ぶ」に力を入れるならば、語学学校プログラムの方が適しています。滞在方法は、ホームステイまたは学校寮(ボーディングスクール)になります。
※学校によりますが、特徴的なのがバディシステムです。(※1)留学生に1人に対して学校生活のサポートをしてくれる生徒さん(同年代※2)が付きます。その生徒さんは、同じクラスの同性の生徒です。「今、先生が言っていたこと分かった?」「次の授業は別のクラスだから一緒に行こう」「一緒にランチを食べよう」など一人で学校に入っていく留学生に優しく接してくれる生徒のサポーターを「バディ」と言います。このバディはクラスの面倒見の良い学生が選ばれるようになっています。
このバディシステムは当プログラムの最大の魅力です!このバディがいることで、一人っきりになることはありませんのでご安心ください。
※1 国や地域によっては、バディシステムがない場合があります。